香川県内の学生や若手社会人で地域の課題解決のアイデアを出すイベントの第2回、香川ICTまちづくりアイデアソン2017がe-とぴあ・かがわで開催されました。弊社もポスター・Tシャツの等のクリエイティブで微力ならが協力させて頂き、社会人枠で1名エントリーもさせて頂きました。
アイデアソンとは、Idea(アイデア)とMarathon(マラソン)をかけ合わせた造語で、多様性のあるメンバーが集まり、特定のテーマについて、対話やワークショップを通じて自由にアイデアを出し合い、新たなアイデア創出やアクションプラン、ビジネスモデルの構築などを短期間で行う手法やイベントを指します。2000年代、米国発祥のと言われています。
「クセになるかがわ~リピートされる旅を考えよう~」というテーマのもと、香川県の新しい観光のアイデアを出し合いました。司会とファシリテーターは香川大学の学生。2回目だからか慣れててスムーズな進行!
まずはゲストによるキーノートスピーチ
香川大学経済学部教授 原 直行氏。
徳島県の神山町での創発戦略を事例に、地域資源に焦点を当てた施策もいいけど、人が集まり人が人を呼ぶことで何かが生まれるというお話。
プロダクトデザイナー/大同大学情報学部情報デザイン学科教授 井藤隆志氏。
イタリアでのご経験やプロダクトの事例の他、「メタファー」を軸にイノベーションにつながるアイデアの出し方について。
百十四銀行 地域創生部 香西竜太氏。
地方の経済規模、人口減少、事業価値向上等の地域課題のデータを交えて地方創生について考察。
アイデアソンの開始!まずはアイデアワークから
いよいよアイデアソンの開始。課題発見の為にはフィールドワークが必要ですが半日のイベントで流石に無理なので代わりに会場に張り出された写真(アイデアカメラ)からの気づきをエモグラフィーを使って観光者の気持ちを想像し深掘りしていきます。
そしてパートナーとアイデアについて話し合い、フィードバックするスピードストーミング。だんだん盛り上がってきました。
アイデアを形にしてプレゼン準備
アイデアを8つ選定してアイデアごとにチームビルディング。おそろいのTシャツに着替え、アイデアのブラッシュアップを行います。
文房具や100均のグッズを使って試作(ダーティープロトタイプ)も開始、ガラクタ感も面白い。
最終のアウトプットはプレスリリリース形式の説明と寸劇ってなかなかハードル高い!
いよいよ審査発表と表彰、景品が豪華!
各チームの発表が終わっていよいよ審査発表です。最優秀賞・優秀賞・参加者投票賞の発表があり、景品はRICHO THETAやフィーモなど豪華。もちろんチームの人数分ですよ。
大いに盛り上がり、終始笑顔で終了。きっと来年も開催される事でしょう。
ただ、これをイベントで終わらせるのではなくアイデア実現に向けた動きも地元企業としても応援していきたいです。
ぎゅうログ的今日の学び
デジタルネイティブ世代の何気ない一言にヒントがいっぱい
最近黄色のシャツに縁があるな。#かがわICTまちづくりアイデアソン pic.twitter.com/fWG58aH8Jx
— 牛尾 隆/TakashiUshio@ITノマド経営者 常に働き方改革中 (@ushio) 2017年12月16日