気軽に参加した島まるごと体験ツアーが本気過ぎ

先日、「離島ワークショップ・親子で島まるごと体験ツアー」に参加してきました。
嫁さんが申し込みして僕は仕事でバタバタしてた事もあって詳細あまり確認せず、県の事業でゆるいツアー名だし気軽に集合場所の高松港の桟橋へ。
そこで待っていたのは参加人数にわりには小さく無骨な船と屈強な男性乗組員達でした。


その正体は香川県漁業指導船「ことぶき」。密漁の取締など漁業指導や湾岸監視、災害発生時の対応を行っているそうです。乗船には救命胴衣の着用が必要でした。
出港すると即フルスピード、高速艇より早いんだとか。高松港から五色台や坂出・丸亀の見慣れた景色を海側から眺めつつ、途中瀬戸大橋をくぐったり、操縦させてもらったりと与島、牛島、本島、広島を抜けて高見島まであっと言う間でした。

高見島では地元の方のガイドで散策、小さな島に密集しているたくさん文化財や映画ロケ地を巡りました。小物づくりのワークショップ後再び船に乗って粟島へ。


ル・ポール粟島で食事の後、粟島海洋記念公園(旧粟島海員学校)でかなりご高齢の卒業生の方々にロープワークを教えて頂きました。
その後芸術家村に移動してアート制作。瀬戸内国際芸術祭2016秋開催に向け、島に住込みで活動中のチームANDNAさんの「粟島船の航海」制作のお手伝い。作品の背景や思いを詳しく説明頂き力が入りました。開催中、実際に展示されるそうです。秋開催はその他西讃の島の作品多いので楽しみですね。

2つの島で濃い一日を過ごした後、帰りももちろん漁業指導船「ことぶき」。猛スピードで高松ヘ帰りました。往復ずっとデッキの上で過ごして風が気持ちよかったです。タイタニックは危険なのでNGでしたが(笑)