そのホームページのコンテンツは誰向けですか?

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前回、ホームページのデザインや制作の前段階の設計について書きました。

クライアントとワークショップ形式でホームページ設計

2016年7月27日

3C分析で自社を取り巻く環境を俯瞰し、ペルソナ(顧客像)は3人設定、カスタマージャニーマップで過程や感情を可視化するところまで進み次は掲載するコンテンツを検討する段階です。
もしこれまでのフェーズをすっ飛ばすと、各部署のアピールしたい情報が優先度もバラバラで並び、使いづらく、目的も曖昧なホームページになってしまいます。いや、完成すればいいですがプロジェクト自体も難航してしまいがちです。

今回はペルソナの立場になり、その人達の問題解決や必要とする情報が何かを考えながら進めました。ラベル名もクライアントの業界でしかわからないような専門用語は使わず、ペルソナのAさん(実際は具体的な氏名も設定)は理解できないのでは?その言葉で検索するかな?など軌道修正しながら議論しました。
こうして出来たコンテンツリストを元に社内で担当を割り振ったり、必要であれば写真撮影や取材を行ったりと原稿集めのフェーズに入ります。
ターゲットだけではなく、コンテンツの優先度も見えていますので、情報設計やビジュアルデザインにも着手する事が出来ます。